地図上に線や円などのベクタデータを表示(Leaflet)

プログラムの概要とデモ

 Leafletの地図上に線や円などのベクタデータを表示するサンプルプログラムです。
 サンプルプログラムでは、日本地図上に、金沢を中心とした半径100kmの円と、金沢と東京を結ぶ直線を重ねて表示しています。

ソースの説明

HTML、CSSのソース

 HTML、CSSのソースは、地図にボタンを表示と同じです。

JavaScriptのソース

 Leafletの日本地図上に、線や円などのベクタデータを表示するサンプルプログラムです。
 サンプルでは、線や円などのベクタデータは、LayerGroupに格納して表示しています。 LayerGroupに格納することで、ベクタデータをまとめて非表示にしたりすることができます。
 サンプルでは使っていませんが、L.polylineや、L.circleでは、Leafletのオブジェクトが返却されますので、そのオブジェクトを覚えておけば、個々の要素を削除したり細かな制御を行うことができます。
 線や円は、polylineや、circleメソッドでインスタンスを作成しますが、Leafletのクラス名は、キャピタライズされた名前となっていますので、API仕様書のPolylineクラスや、Circleクラスの箇所を参照します。
 線や円などのベクタデータの色や透過度は、オプションで指定します。 オプションは、Pathオブジェクトを継承していますので、PathオブジェクトのAPI仕様を参照する必要があります。
 ベクターデータには、多角形を描く Polygonや、長方形を描く Rectangleなどもありますので、詳しくは、API仕様書を見て下さい。

function init() { // 初期処理 ・・・・・ let lay = L.layerGroup().addTo(map); // ベクターデータ表示領域 L.polyline([[36.55, 136.66],[35.68, 139.77]], {color: '#ee1111'}).addTo(lay); L.circle([36.55, 136.66], 100000, {color: '#33ee55'}).addTo(lay); }
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